FEMFAT
FEMFATは、疲労寿命予測のリーディングソフトウェアです。30年以上にわたり、継続的な開発による洗練された疲労解析手法と、その優れた疲労評価の実績から、FEMFATは世界中のエンジニアから信頼を得ています。
FEMFATは、疲労部位を迅速に特定し、開発プロセスの最適化、評価試験コストの低減を実現します。また、自動車業界のみならず、産業機械やプラント設備など、様々な工業製品の信頼性向上に貢献します。
FEMFATは、長年の疲労評価の実績から信頼性の高い疲労寿命予測を実現します。エンジニアがエンジニアのために開発したFEMFATは、金属・非金属製品や、シーム溶接部やスポット溶接部を含む製品の疲労寿命予測に対応した、高度な機能や解析オプションが用意されています。
主な特長
- ダメージと疲労限度安全率を算定するための、信頼性の高い疲労解析ソフトウェア
- 長年にわたり マグナ で利用され、試験結果との検証がなされたソフトウェア
- 先進技術を取り入れ革新的なコンセプトを持ったソフトウェア
- 金属、非金属の部品を疲労評価するための解析オプション
- 母材、シーム溶接とスポット溶接を同時に疲労解析可能
FEMFAT LAB
FEMFAT LAB は、膨大な量のデータの可視化・分析を可能にし、実験/計測/開発部門間の標準ツールとして活用することができる強力なソフトウェアです。
FEMFAT LAB は、数百におよぶチャンネル、数百万におよぶ時系列データを瞬時に解析することや、異常値となるドリフト値、平均値のシフト、スパイク値を自動的に、または手動で取り除く機能が搭載されています。また、FEMFAT LAB のプロジェクトファイルを用いることで、複数のファイルに対して同じオペレーションを自動的に実施することが可能なため、計測データの編集時間を大幅に節約することが可能です。
時間領域や周波数領域のデータを用意することは、エンジニアが計測データを把握・分析するのに役立ちます。レインフロー、Level Crossing、Range Count などのカウント方法がソフトウェアに実装され、カウント結果をレインフロー、ダメージマトリックス、ウォーターフォール、キャンベルの3次元プロットで表示させることが可能です。
FEMFAT LAB は、ユーザーがデータ変換することなく、様々なファイルフォーマットで処理することが可能になります(RPC、Remus、Diadem など)。多軸位相の関連を適切に保持したデータ量の削減機能により、市場での使われ方をテストコースや台上試験に置き換えることが可能になり、開発プロセスにおける大幅な時間とコストの節約を可能にします。 FEMFAT LAB には、汎用のMBSインターフェースも実装しているので、測定された応答データに基づき、MBSモデルに使用する路面や加振入力データを生成することも可能です。さらに、MBSモデルの品質向上のために、疑わしいパラメータを検出し、自動的に改善できる診断ツールも実装しています。